Somewhere Anywhere
日々の雑感を写真と共に
音を織る 
2008/11/12 Wed. 00:24 [edit]
季節が過ぎた服を片付けようと家で手洗いをすると、
濃い、殆ど黒に近いグレーの服から藍色の水が出てきました。
その色を見て、ある年齢以上の女性なら経験した方も多いでしょう
子供の染め物遊びを思い出しました。
白いハンカチの所々を糸でくるくるとしっかり巻き、
染め粉を溶いた鍋の中で煮ると簡単に絞り染めができるというあれです。
染め粉の他にも紅茶や玉葱の皮など身近にあるものでも試してみたり。

濃い、殆ど黒に近いグレーの服から藍色の水が出てきました。
その色を見て、ある年齢以上の女性なら経験した方も多いでしょう
子供の染め物遊びを思い出しました。
白いハンカチの所々を糸でくるくるとしっかり巻き、
染め粉を溶いた鍋の中で煮ると簡単に絞り染めができるというあれです。
染め粉の他にも紅茶や玉葱の皮など身近にあるものでも試してみたり。

category: 本
減らない山 
2008/08/05 Tue. 07:41 [edit]
なかなか低くならない山。

読書は好きなのに文字を読むことが苦手です。
具体的には読むスピードが遅い。理解が遅い。すぐ忘れる。
せっかく読み切っても文字データとしてはあまり残らない。
そのかわり映像に変換したものは残る。
歴史の年表を一枚のイメージとして記憶させていたのに似ている。

読書は好きなのに文字を読むことが苦手です。
具体的には読むスピードが遅い。理解が遅い。すぐ忘れる。
せっかく読み切っても文字データとしてはあまり残らない。
そのかわり映像に変換したものは残る。
歴史の年表を一枚のイメージとして記憶させていたのに似ている。
category: 本
渡り歩く本 
2008/07/17 Thu. 00:02 [edit]
本を読みながら気になった箇所にラインを引きますか?

ブックオフで丸谷才一の「日本語のために」を買ったら、所々に黒のマジックで丁寧に波線が引いてありました。
しばらく読んでいると、今度は赤の色鉛筆でさっと引かれた直線が。
着目点が違うので、多分別々の人が引いたのだと思います。

この本の発行は昭和53年。
平成20年の今まで、何人の人の手を渡ってきたのか分りませんが、最初に線を引いたのは黒の波線の人だったのかしら。
文献にチェックが多く入っているので、もしかしたら国語教育に携わっていたのかもしれません。
その後、赤鉛筆の人がこの本を手に入れ、自分もラインを加えたのでは、などと想像が膨らみます。
私も少しだけラインを入れてみたのですが、本は汚さないように読む習慣があるので、黒マジックの人のように大胆に書き入れることができませんでした。
この古本にこれだけ執着する訳は、一か月前に読んだ沢木耕太郎の「地図を燃やす」の中にあります。

ブックオフで丸谷才一の「日本語のために」を買ったら、所々に黒のマジックで丁寧に波線が引いてありました。
しばらく読んでいると、今度は赤の色鉛筆でさっと引かれた直線が。
着目点が違うので、多分別々の人が引いたのだと思います。

この本の発行は昭和53年。
平成20年の今まで、何人の人の手を渡ってきたのか分りませんが、最初に線を引いたのは黒の波線の人だったのかしら。
文献にチェックが多く入っているので、もしかしたら国語教育に携わっていたのかもしれません。
その後、赤鉛筆の人がこの本を手に入れ、自分もラインを加えたのでは、などと想像が膨らみます。
私も少しだけラインを入れてみたのですが、本は汚さないように読む習慣があるので、黒マジックの人のように大胆に書き入れることができませんでした。
この古本にこれだけ執着する訳は、一か月前に読んだ沢木耕太郎の「地図を燃やす」の中にあります。
category: 本
言葉の音色 
2008/05/22 Thu. 19:13 [edit]

小学校の国語の授業で「音読」があったことを覚えていますか。
日本語のリズムや美しさを直接体で感じられる音読や読み聞かせは、子供にとって音楽のようなものでしょう。
特に絵本は幼児が言葉の音色を楽しむには最適で、「もこ。もこもこもこ。にょき。」(もこもこもこ)、「うんとこしょ。どっこいしょ」(おおきなかぶ)、「ぶたぶた かあこお くまくま どたじた」(ぶたぶたくんのおかいもの)など、音程を付けて読みやすいものも多くあります。
子供には内容が難しすぎると思われている詩も、モーツアルトやショパンを聴かせるように言葉のリズム(息)を楽しむ、例えば5歳児に中原中也は躊躇しても、「ゆあーん ゆよーん ゆやゆよん」なら聞いてくれるのではないでしょうか。
category: 本
Third Album 
2008/04/25 Fri. 23:01 [edit]
2007年4月から2008年3月に撮った写真を一冊にまとめた
「Third Album」ができました。
使っているカメラもフィルムもバラバラなので全体の統一感はありませんが
そのバラバラこそ記憶そのものです。
一年目、二年目、三年目、と順番に眺めていると
まだない四年目が楽しみになってきます。
Photoback の STAGE にも掲載されていますので、よければご覧ください。
ジャンルは「他」です。
「Third Album」
http://www.photoback.jp/introduction/home.aspx?pbid=PBER-1231120804190940550
「Second Album」
2006年4月から2007年3月に撮った二年目の記録集。
http://www.photoback.jp/introduction/home.aspx?pbid=PBER-1231120705241217060
「Third Album」ができました。
使っているカメラもフィルムもバラバラなので全体の統一感はありませんが
そのバラバラこそ記憶そのものです。
一年目、二年目、三年目、と順番に眺めていると
まだない四年目が楽しみになってきます。
Photoback の STAGE にも掲載されていますので、よければご覧ください。
ジャンルは「他」です。
「Third Album」
http://www.photoback.jp/introduction/home.aspx?pbid=PBER-1231120804190940550
「Second Album」
2006年4月から2007年3月に撮った二年目の記録集。
http://www.photoback.jp/introduction/home.aspx?pbid=PBER-1231120705241217060
category: 本