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Somewhere Anywhere

日々の雑感を写真と共に

お薦め本  




つらつらとお薦め本を考えてみました。
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「東京物語」  

東京のながめ

hide先生お勧めの奥田英朗さん。
最初に手に取ったのは「東京物語」。
ロック好きで音楽評論家になりたいという秘かな想いを抱いて田舎
(東京に出てきてやっと自覚したのだが)から上京した主人公、田村久雄の
18才から29才(1978年から1989年)までの断片を綴った物語です。

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幻想と神秘の行方  




有栖川有栖の推理小説 「マジックミラー」 の中で、
容疑者のアリバイとして米原(滋賀県)のキヨスクで牛の佃煮を買った、という場面があります。
ここを読んだ数時間後、母が「大阪土産に牛の佃煮をもらったよ」 と。
読んでいたものが推理小説だっただけに、あまりのタイミングの良さにドキッ!

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金子みすゞ さん  

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ある日の新聞の文芸欄に金子みすゞの詩が紹介されていた。
初めて聞く名前だった。
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七枚の手紙  



棚の整理をしていたら、七枚の黄ばんだレポート用紙が出てきました。
高校の時、万葉集の事で分らないことがあり放課後ちょっと聞くつもりで職員室に行ったら、次の日先生が文章がびっしりと詰まったレポートを渡してくれたのです。もちろん手書き。
教科書やノートは処分してしまったけれど、これだけは捨てきれず他のノートの間に挟んでいたのを見つけ懐かしく読み返してしまいました。
自分だけで見るにはもったいないので、ほんの一部ですが載せます。
万葉集に興味のある方 & 長い文章が苦痛でない方はどうぞ。
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二本の木  

それぞれの木


池澤夏樹 「スティル・ライフ」 からの抜粋です。

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丸谷才一さん  

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沢木耕太郎の「バーボンストリート」の中に、こういう内容の箇所があります。

「ティールームでガールフレンドと話をしていた私の背後からオッサンの大きな声がする。
その声は大きく響くだけでなく話がやけに面白いので、
どうしても気が散って彼女との雰囲気が気まずくなってしまった。」

彼女を不機嫌にさせるほど面白いオッサンとは誰か。

それは丸谷才一でした。
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ブックカバー  




リリー・フランキーさんデザインのブックカバー見てニヤニヤしています。

本に関するイベントが様々な業種の本好きさんによって運営される 「ブックオカ」 は今年で二回目。
福岡出身のリリーさんが地元のイベントの為に作った特製カバーには
おでんくんが虹色の風船を持っているかわいいイラストがついています。
このカバーというのは書店で本を買った時に必ず言われる「カバー、おかけしますか?」の
あのカバーのことです。
本が汚れないようにするためのものですが、
汚さず大切にしておきたいカバーになってしまいました。
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角田光代さん  

大きくなります


今人気の女性作家、角田光代さんの小説が好きになれませんでした。
直木賞をはじめ数々の文学賞を受賞し、映画化もされ、次々新刊を出し、
ということは多分売れっ子で、
それなのに読んでいてとても違和感がある、何か変だと感じた一冊目、
「あしたはうんと遠くへ行こう」。

自分には全く合わなかったけれど人気作家なのだ。
もう一冊頑張ってみようと期待した二冊目、「空中庭園」。
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池田晶子さん  

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ここ数ヶ月、池田晶子さんの本を読んでいます。
「帰ってきたソクラテス」
「睥睨するヘーゲル」
「メタフィジカル・パンチ」・・・

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