最初にデータが全部消えたと思った時、実はそこまでガックリこなかった、
ということにびっくりし、落ち込まなかったことに落胆した。
そんなもんだったのかと。
「災害時に何を持ち出すか」 という質問に 「アルバム」 と答える人は多い。
もっともな答えだと思う。
しかし自分はきっと持ち出しリストの中には入れない、と言うと随分薄情な気がするが、
もともと旅行先でも写真を殆ど撮らなかったことを考えると
「記録」 に対して淡白なのだろう。
撮った写真をどうこうするわけでもないし、
やはり 「シャッターを切る」 という行為が楽しいのは
気の合う友人とおしゃべりするようなもの。
おしゃべりしたという記憶が消えるわけでもなし。
とはいっても記録する楽しさも覚えてしまったのでした。
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