数年前、倉敷市の有隣荘で 「会田誠+小沢剛+山口晃」 という
強力な組み合わせを見て以来、さらにファンになってしまったのでした。
山口さんは最近まで新聞紙上でドナルド・キーンさんの回想録の挿絵を描いていたので
絵は見たことがあるという人も多いかもしれませんね。
対して会田さんのは、きっと山口さん目的で来られたであろう年配の方には
気の毒なくらい直接的な毒のある作品が多いのです。
その中に、新幹線に乗って外の風景をビデオで撮り、その中の何コマかをプリントアウトし
作品として成り立つのかどうか検証する、という「研究発表」がありました。
これには思い当たる節がいくつかあって、耳が痛かったですねー
最近の「写真」や「感性」に一石どころか、巨石を投じられた風です。
「小学校一年生から一年ごとに描いた絵」が、いかにもその年齢の子が描くように
描かれたものもありましたが、一般の人の寄せ書きに
「子供の絵は枠からはみ出します」 という指摘があったのが一番のオチでした。
http://www.ueno-mori.org/special/aida_yamaguchi/index.html
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