紹介文には史上最強の論客、哲学的辛口批評集などとありますが
それこそ疑問符。
人生指南書でも悩み解決本でもないのは当然のこと
彼女の考えを知る本でもない
「自分で考える」 本。
吸っている空気に何か違和感を感じるとか、
漠然とした大きな薄いモヤにつつまれているとか、
周りと同じように笑えないとか、、、
特にそんな方は彼女の本を手にとってみてはどうでしょう。
「14歳からの哲学」 あたりからだと入りやすいかもしれません。
小さな棘を探し当てることができたら幸運です。
あるいは哲学なんかに興味がなくて助かったと思うか。
本気で向き合った哲学は苦しいアリ地獄のようなものであって、
決して今の状況を楽にしてくれるものではないということを
思い知らされる本でもあります。
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