庭には畑も

本好き、研究熱心な八十郎さんですから蔵書の数は半端じゃない!
立派な図書館になっています。

二階に登ればこんな秘密の部屋が。
双眼鏡まで準備してある憎い演出。

覗くとこんな感じです

好きな人なら一日いても飽きないんじゃないかな~
楽しい場所でした♪
少し歩いて青木野枝の「空の粒子」へ。
この作品がある清水霊泉は豊島の方にはとても大切で神聖な場所です。
島にこんなに勢いよく大量に湧き出る清水があるという事に驚きました。
その水のおいしかったこと!!
キーンと冷えた湧水をペットボトル1本分くらい一気に飲んで、また生き返りましたw
空になったボトルにもありがたく頂きましたよ~
って、正直作品より清水の方が感動的でしたが、
作品もこんな風に空と田んぼと一緒に見ると素敵でしょ


予定ではここでバスに乗って港に行くはずでしたが時間に余裕があったので
「ここから1.5km」と書いてあった森万理子の作品がある硯まで歩いて行くことにしました。
時間は14時頃。ガンガン日照り。さっき飲んだ水のこともすぐ忘れるくらい。

日影もない道をとろとろ歩きはじめてすぐに一台の車が止まり
「森さんのところでしょう?乗りませんか?」と声をかけられました。
ありがたいーー!!
もちろんお言葉に甘えて乗せてもらいましたよー
そしたらどこが1.5km?!というくらい遠くてホントホントに助かりました!
ここで炎天下を20分以上歩いていたらこのあとかなりバテていたかも。
それでも「2,3日前から急に気温が下がって今日は風も出て涼しくなりましたよ」というお話でした。
この日は福岡では37度だったそうで、それに比べると35度は涼しいですねw
風は確かに爽やかで、日影にいさえすればとっても気持ちの良い3日間でした。
本当はもう少しお話したかったけど、名残惜しくお別れして森万里子「トムナフーリ」へ。
道路から10分ほど山を登ったところにひっそりとありました。

森万理子作品前からバスに乗り唐櫃浜まで。
そこから次のバスまでの短時間の間にざっと見て回ります。
タクシーもないし、とにかくバスの時間大事ですっ


帰りのフェリー乗り場、家浦港に戻ってきました。
トビアス・レーベルガー「イル ヴェント」で豊島産いちごのスムージーを飲んで
船がくるまでぼぉ~っと。(かなり疲れていますw)


食事もできますが、私は島キッチンの方がよかったナ。


10月17日に豊島美術館がオープンしました。
この日10時過ぎには整理券700枚の配布が終了し
18日の開館前には100名近く並んでいたそうです。
私達が行った8月はみな暑さで敬遠していたのか殆ど混雑も待つこともなく
もちろん混乱もなく、暑いこと以外にはとても快適な旅でした。
9月10月と来島者も増え、週末連休には受け入れ態勢も限界を越していたように見えました。
アートだけではなく自然も出会いも求めてやってくる客。
訪れる側、受け入れる側の温度差・バランスの難しさをどうやって均していくのでしょう。
直島とは違う島の匂いがしました。
3年後か5年後か分からないけど、また行くつもりです。
今年中なら豊島美術館もパスポート使えるんだけどな~
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