Somewhere Anywhere
日々の雑感を写真と共に
開催中 
2011/04/29 Fri. 23:19 [edit]

今日はとても充実した一日でした。
福岡市美術館に行って、額装された我が子をチェック。
それから溜息の出る先生方の書をじっくり眺めてきました。
久しぶりに会う教室のお仲間さんとは話が止まらず、
悩みとか悩みとか悩みとか(笑)
だいたい同じ頃に始めて同じくらいのペースで進んでいたこともあって
お互い言いたい事が分かる仲間って本当にありがたいって思いました。
悩みもだいたい同じだし(笑)
身内びいきを差し引いてもとても良い書展でした。
ここで習って本当に良かったと思ったし
改めて頑張ろうと思ったし。
残りあと2日となりました。
書にはあまり興味ないと思われる方も、
騙されたと思って見に行ってみてください。
きっと何か感じるものがあると思います。
category: 書展
始まりました 
2011/04/26 Tue. 00:09 [edit]
今日から書展が始まりました。
大濠公園内の福岡市美術館にて、5月1日まで。
私は29日(時間未定)と30日午後に会場にいます。
遊びに来てね~

写真の場所はいつもの城内。
フィルムは期限切れの業務用ネガ400を使ってます。
大濠公園内の福岡市美術館にて、5月1日まで。
私は29日(時間未定)と30日午後に会場にいます。
遊びに来てね~

写真の場所はいつもの城内。
フィルムは期限切れの業務用ネガ400を使ってます。
category: Nikon FM2
春江花月夜 
2011/04/24 Sun. 10:15 [edit]
書展に出している詩です。

春江潮水漣海平
海上明月共潮生
灔灔隨波千萬里
何處春江無月明
江流宛轉遶芳甸
月照花林皆似霰
空裏流霜不覚飛
汀上白沙看不見
春の川に満ちている潮は海まで平に連なり
名月が海上に潮が満ちてくると共に出てきた
波に映った光は遙か彼方まで続き
春の川のどこに光が届かぬ所があろうか
川の流れは花の咲く野原を緩やかに曲がり
月は美しい花の咲く林を照らしてまるで霰のようだ
空中を飛ぶ霜はこの月明かりにまぎれて分からず
汀の白砂は月明かりの白さかどうか看ようとしても見えない
「春江花月夜」
このタイトルを覚えている方はいらっしゃるでしょうか。
以前の書展でも後半の一部を書いて <こちら> で紹介した事があります。
この詩はもっと長くて今回書いた部分は全体の1/4ほどです。
作者の張若虚は初唐の代表詩人で、これほどの美しい詩を作りながらも
残っているのはたったの2篇だとされています。
「春江花月夜」は2000年近い時を生きた、まさに不朽の名作ですね。
詩形は律詩や絶句が現れる前の古詩(七言古詩)で
「春江花月夜」は楽府題のひとつ。
まず曲があってそれに詩を付けて作られた歌、民謡を「楽府」といい
楽府(曲)のタイトルを楽府題といいます。
つまり上の詩は「春江花月夜」というタイトルを拝借して作ったということになります。
でももし「春江花月夜」という曲に惹かれて作ったんだとしたら
と想像したくなります。
こういう詩が付けられるくらいだから抒情的な美しい曲だったでしょうね。

春江潮水漣海平
海上明月共潮生
灔灔隨波千萬里
何處春江無月明
江流宛轉遶芳甸
月照花林皆似霰
空裏流霜不覚飛
汀上白沙看不見
春の川に満ちている潮は海まで平に連なり
名月が海上に潮が満ちてくると共に出てきた
波に映った光は遙か彼方まで続き
春の川のどこに光が届かぬ所があろうか
川の流れは花の咲く野原を緩やかに曲がり
月は美しい花の咲く林を照らしてまるで霰のようだ
空中を飛ぶ霜はこの月明かりにまぎれて分からず
汀の白砂は月明かりの白さかどうか看ようとしても見えない
「春江花月夜」
このタイトルを覚えている方はいらっしゃるでしょうか。
以前の書展でも後半の一部を書いて <こちら> で紹介した事があります。
この詩はもっと長くて今回書いた部分は全体の1/4ほどです。
作者の張若虚は初唐の代表詩人で、これほどの美しい詩を作りながらも
残っているのはたったの2篇だとされています。
「春江花月夜」は2000年近い時を生きた、まさに不朽の名作ですね。
詩形は律詩や絶句が現れる前の古詩(七言古詩)で
「春江花月夜」は楽府題のひとつ。
まず曲があってそれに詩を付けて作られた歌、民謡を「楽府」といい
楽府(曲)のタイトルを楽府題といいます。
つまり上の詩は「春江花月夜」というタイトルを拝借して作ったということになります。
でももし「春江花月夜」という曲に惹かれて作ったんだとしたら
と想像したくなります。
こういう詩が付けられるくらいだから抒情的な美しい曲だったでしょうね。
category: 書展
書展のご案内 
2011/04/21 Thu. 00:44 [edit]

来週の火曜日から書展を行います。
私の先生の師であった故・殿村藍田を偲んで
九州内の書家、生徒さんが出品しています。
私のはさておき、殿村先生の作品も展示されますので是非ご覧になって下さい。
隣の部屋ではハンブルク浮世絵コレクション展が開催中ですよ~
『春秋書展』
会期 : 4月26日(火)~5月1日(日) 9:30~17:30
会場 : 福岡市美術館 特別展示室B
もし連絡頂ければできるだけ会場に駆けつけますのでお会いしましょう!
category: 書展
まんじゅう色々 
2011/04/13 Wed. 23:13 [edit]
「太宰府といったら梅が枝餅」
というのがピンと来ない人のために
「伊勢といったら赤福」
のようなものです。

梅が枝餅はこんがり焦げ目がなきゃね♪
せっかち色白さんはダメよ。
天満宮の中にはこんな所にも梅が隠れています。

梅が枝餅は一年中同じように食べられますが
桜の時期に食べたくなるのは桜餅。
葉っぱは柔らかければ食べる派です。

桜餅の季節が過ぎたら柏餅。
柏の葉っぱがふっくらした子供の手に見えませんか?
柏餅の次はみょうが饅頭。
両親の里の熊本では家庭でよく作っていました。
みょうがの葉でくるんで蒸してあるのでみょうがの風味がしみ込んでいて
その香りだけでも十分美味しそうなんです。
手作りできたてをすぐいただくのがいいのですが
最近は家で作るところも少なくなってあまり口にしなくなりました。
みょうがは庭にたくさん生えるので自分で作ればいいのですけどね。
ああ!あの蒸したてほやほやのみょうが饅頭を皆さんに食べさせたい!
というのがピンと来ない人のために
「伊勢といったら赤福」
のようなものです。

梅が枝餅はこんがり焦げ目がなきゃね♪
せっかち色白さんはダメよ。
天満宮の中にはこんな所にも梅が隠れています。

梅が枝餅は一年中同じように食べられますが
桜の時期に食べたくなるのは桜餅。
葉っぱは柔らかければ食べる派です。

桜餅の季節が過ぎたら柏餅。
柏の葉っぱがふっくらした子供の手に見えませんか?
柏餅の次はみょうが饅頭。
両親の里の熊本では家庭でよく作っていました。
みょうがの葉でくるんで蒸してあるのでみょうがの風味がしみ込んでいて
その香りだけでも十分美味しそうなんです。
手作りできたてをすぐいただくのがいいのですが
最近は家で作るところも少なくなってあまり口にしなくなりました。
みょうがは庭にたくさん生えるので自分で作ればいいのですけどね。
ああ!あの蒸したてほやほやのみょうが饅頭を皆さんに食べさせたい!
category: 食べ物
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