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Somewhere Anywhere

日々の雑感を写真と共に

瀬戸内国際芸術祭2013【1日目・豊島その1】  

犬島港から15:50発の四国汽船に乗り 豊島の家浦港に着いたのが16:15。
島での移動は徒歩かシャトルバスが基本。
タクシーは一度も見ませんでした。
豊島は直島以上にアップダウンが激しく距離も長いので自転車は不向きです。
そのためか3年前にはなかった電動自転車と2人乗り電気自動車レンタルが始まりました。

私達の乗った船が最終便で、それに合わせて回るバスも最終便。
真夏の5時といえば、まだまだ遊べる時間ですが移動手段がないのと
食事は6時と言われていたのでおとなしく民宿へ。

バスといっても小さなマイクロバスで降りる時は自己申告です。
乗客が多い時はいいのですが、バス停の場所はしっかり確認しておいた方がいいでしょう。
この時の運転手さんは疲れていたのか、
バス停の案内アナウンスもなく黙って通過しそうになったので
大慌てで「降りますー!!」と叫んだら同じ場所で降りる人があと2組。

みんな同じ民宿で同時に玄関入ると名前の確認もなく適当に部屋を振り分けられ
汗だくで早くシャワー浴びたいと、これも泊り客全員思ってたようで
ひとつしかない風呂場は早いもの勝ち。

無事、夕食前にさっぱりできて、さあ、とキッチンのドアをあけると
そこには鯛の尾頭付き刺身盛りが!?
え?これ追加料金よね? 頼んでないし、とおろおろして見回すと
他のテーブルにも同じものがのってます。
鯛の他にもホタテやクルマエビ、タコなどの刺身。
煮物、大茶碗に入った具だくさん茶碗蒸し、鯛いっぴき煮付け、野菜サラダ、
ビック海老フライは海老はナマ、味噌汁、ご飯はどんぶりいっぱいだったので
減らして下さいと言うと「いいだけ食べて」(博多弁ではよかしこ食べり)
鯛の刺身が食べても食べても減らない~と嬉しい泣きごと
海老フライも新鮮でおいしかったし
これで1泊2食付で7500円とはびっくりするほど安いです。

次の日聞いたら御主人が漁に出て宿泊人数分取ってくるらしく
もう少しあとならザガニだけどなあと言われたけど私は鯛で良かった♪

宿泊客は夫婦1組、女2人連れ2組、女性ひとりの7人。
ひとりの人は出張にひっかけてバタバタ回ってるらしい。分かるわ~

夕食終えてまったりしていると、宿のおかみさんが嬉しそうに懐中電灯を配り出しました。
ここは森万里子のトムナフーリのすぐそばなのです。
観覧は16:30までで、ほんとはいけないんですよね、でもごめんなさい
行っちゃいました。
7:45宿の玄関に集合。女5人。
学生時代に戻ったみたいですでに楽しい!
コワーイコワーイとキャッキャ騒ぎながら
ほとんど真っ暗な藪の中の坂道を登ること、10分弱。
前回見たのはもちろん昼間。
夜は光るらしいと聞いて綺麗だろうねえと話してたけど
まさか見ることができるなんてラッキー
白い物体の中でゆらゆらと色が変わります。

手ぶれを必死に抑えつつ

当然、写真より本物の方が神秘的なのです。

category: 写真・アート

tag: 瀬戸内国際芸術祭 
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