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言葉の音色  

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小学校の国語の授業で「音読」があったことを覚えていますか。
日本語のリズムや美しさを直接体で感じられる音読や読み聞かせは、子供にとって音楽のようなものでしょう。
特に絵本は幼児が言葉の音色を楽しむには最適で、「もこ。もこもこもこ。にょき。」(もこもこもこ)、「うんとこしょ。どっこいしょ」(おおきなかぶ)、「ぶたぶた かあこお くまくま どたじた」(ぶたぶたくんのおかいもの)など、音程を付けて読みやすいものも多くあります。
子供には内容が難しすぎると思われている詩も、モーツアルトやショパンを聴かせるように言葉のリズム(息)を楽しむ、例えば5歳児に中原中也は躊躇しても、「ゆあーん ゆよーん ゆやゆよん」なら聞いてくれるのではないでしょうか。

散ってすがれたたんぽぽの、
瓦のすきに、だァまって、
春のくるまでかくれてる、
つよいその根は眼にみえぬ。
  見えぬけれどもあるんだよ、
  見えぬものでもあるんだよ。 (金子みすゞ)

袖やふるると、をののぎの
もろ手を置ける胸の上、
言葉も落ちず、手もふれず、
歩みはゆるき駒下駄の
その音に知れば、君過ぎぬ。  (石川啄木)

はらりとちった
はなびらいちまい
ぽとんとおちた
みずひとしずく  (谷川俊太郎)

これらの詩をぼそっとでもいいので声を出して読んでみませんか。
日本語ってなんて美しいのだろうと思うのです。

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コメント

日本語の音色、タイトルからしていいにおいがしますね~
声に出してみると音色の美しさにはっとすることがあります。
谷川俊太郎さんの詩はそれを感じるものが多いですよね。
私は山上億良さんの歌がお気に入りです。

億良らは 今は罷(まか)らむ子泣くらむ 
それ その母も 吾を待つらむぞ

憶良は今はおいとましましょう、家では子が泣いているでしょう、
それに、その子の母も私を待ってることでしょう、
という歌ですが、とにかく「らむ」がよろしいです。

おくららは いまはまからむ こなくらむ
それそのははも わをまつらむ

うーん、美しい。

akiyasu_sukiyasu #TJwWj8Lg | URL
2008/05/23 07:22 | edit

絵本は随分たくさんありましたが、
ほとんど学校へ寄贈して手元にはほとんどありません^^;
「ぐりとぐら」や「だるまちゃんとてんぐちゃん」とか懐かしいですね。
今でも読まれてるんでしょうね。
結局、読み聞かせる親がのめり込んでいて、
「こどものとも」が待ち遠しかったです。
僕自身が小さい頃、特にお気に入りだったのは、
「おさるのジョージ」です。
この頃はジャック・ジョンソンの方を思い浮かべますが。
中に「スパゲティ」を食べるシーンがあるのですが、
当時の版では「うどん」と書いてありました^^;
時代ですね。

K #6SlKZDlg | URL
2008/05/23 09:39 | edit

声をだしてよんでみましたよ!
でもぼくの低音ヴォイスじゃ美しくないかも(笑)

古代からつづいているDNAがぼくのなかに入っている
だけかもしれないけれど
ぼくも確実に日本語は美しいと思います。



なな #- | URL
2008/05/24 07:55 | edit

akiyasu_sukiyasuさん、
さすが教科書にも載っている憶良、美しいですね~
らら らむ らむ らむ♪
やはり声を出して読んだ方が、うたが生きるような気がします。
韻は踏んでませんが「ふるると、をののぎの」に近いものがあるかな。
谷川俊太郎さんの詩は「え、これも?」というくらい色んな所で目にすることがあって、
絵本や歌はもちろん、確か去年あたり、朝焼けの写真に谷川さんの詩が添えられた本が
かなり売れていたようです。
若い時から創作活動をされているから、今までで何千、何万の詩を作られたのか、
全集ができたらものすごい巻数になりそうですよね。

naomi #3un.pJ2M | URL
2008/05/24 09:04 | edit

Kさん、
スパゲティがうどんですか^^;
今でも聞くタイ風うどんや韓国風お好み焼きみたいなものですね。
昔、キールが「黒すぐり酒」だったりで、日本にないものを短い言葉に訳するのは苦労するでしょうね~
我が家にもジョージシリーズは何冊もあってお気に入りでしたよ。
「ぐりぐら」や「だるまちゃん」も。
「だるまちゃんとうさぎちゃん」というのもありました。
「こどものとも」を取っていたからKさんも私も同じものを見ているのでしょうね。
たくさんあったのに、やはり人にあげて今は殆ど残ってません。
今になってとっておけばよかったと思うんですよね~

naomi #3un.pJ2M | URL
2008/05/24 09:05 | edit

ななさん、
声を出してみたらどうでしょう。見ただけの時とは少し違ったかしら?
無意識に自分で間を作りながら読むので
より鮮明にリズムを感じられたのではないでしょうか。
低音ヴォイス、体に響くので尚よろしだと思いますよ~^^
低音の方が似合う詩や、反対に高音の方が似合う詩もあるかもしれませんね。
幼児や0歳児からのクラシックや英語以上に
子供の頃からの日本語も大切だと思います。

naomi #3un.pJ2M | URL
2008/05/24 09:06 | edit

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