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日々の雑感を写真と共に

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河井寛次朗記念館  

kanjiro1.jpg

京都五条通りから少し南に入った所にある河井寛次朗記念館。
本当にこの道でいいのかと少々不安になりながら細い路地の間を抜けていくと、それは民家の中にひっそりとありました。
(私達の前を歩いていて多分同じ目的地に向かっていた観光客は「違う?」と言いながら引き返していきました)
先に行ったことのあるモンステラさんから「ここは絶対好きだと思うよ」と言われていて、前回、前々回の京都旅行の時も行ってみたいと思いながら、”できるだけ効率よく”の京都観光ルートになかなか組み込めずにいたのでした。
やはりモンステラさんお薦め、大山崎山荘美術館もまさにツボでしたし、私の好みを熟知していらっしゃる彼女のお薦めには間違いありません。

明治生まれの河井寛次朗の主な作品は陶芸ですが、羨ましいことに芸術家というのは一つに留まらず多彩な芸を持っているもので、寛次朗も彫刻、絵画、書、文筆、デザインまで手がけています。
彼自身の設計で作られたこの家の中には寛次朗の作品だけでなく、彼の蒐集品も残されており、それが展示というより日常生活の中で使われていたように置かれているので、記念館を見学しているというよりもお宅にお邪魔しているという感じを受けます。
私は見てないのですが、最近テレビで特集があったり雑誌にも載る機会が多いせいか、思ったよりたくさんの方がいらっしゃってました。
でもこういう空間ですから、椅子に座って寛いだり(くつろぐは寛次朗の寛ですね!)、置かれている本を読んだり、お庭を眺めたりと、時間を忘れてゆっくりされていた方が多かった気がします。

下の写真は吹き抜けになっている二階から下を眺めたところです。
左には囲炉裏も見えます。
あの丸椅子はお尻がすっぽりはまって座り心地がとってもいいんですよ。

kanjiro2.jpg

建物は中庭を囲んで変形のコの字になっています。
中庭は上と下の二か所にあります。
右の方に陶芸用の窯が見えますが、この建物の一番奥には8畳くらいはあろうかと思われるものすごく大きな登り窯があるのです!
このお庭や建物の雰囲気からは全く想像できない大きさでビックリしました。

kanjiro3.jpg

石造りの招き猫。
頭の上にはずり落ちそうなくらい硬貨が乗せられていました。
kanjiro4.jpg

こちらは上の段の中庭。
作りすぎず程々の感じがいいですね。
kanjiro5.jpg

庭に咲いていそうな花でも味があります。
撮り方がちょっと雑でしたが。
kanjiro6.jpg

こういうものは普段の生活の参考になります。
kanjiro7.jpg

おみ足が美しい。。。
kanjiro8.jpg

ここで本を読むこともできます。
kanjiro9.jpg

ここでは受付で名前と住所を書けば写真を撮らせて頂けます。
最近は写真を撮る人が増えているせいで「撮らないで下さい」の標識が多くなりましたが、反対に「撮ってもいいですよ」の場所も増えてきているような気がします。

前回の記事で書いた志村ふくみさんの「一色一生」の中にはさすがにそうそうたる顔触れが並んでおり、志村さんが仕事を始める前や始めた頃に助言をもらった人の中には白洲正子や柳宗悦などと混じって河井寛次朗の名前もありました。
志村さんが離婚して子供を抱え、織の道に入ろうかどうしようか迷って寛次郎に相談した時、「この道は厳しく生半可な決心でやっていける仕事ではない。創作の間口は広いようにみえるが一歩踏み入れれば大変なものだから」といさめられたそうです。

そうはいっても河井寛次朗の作品は無邪気で大らかに見えるのです。

【河井寛次朗記念館】
場所: 京都市東山区五条坂鐘鋳町569
開館時間: 10:00~17:00(入館16:30まで)
休館日: 月曜(他にもお盆と正月前後はお休みです)

category: 写真・アート

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コメント

いいですわ~

たまりませんですなぁ。。。
次回いつかの京都の旅では、記念館行く!
鍵善の喫茶室で「くずきり」を食す!(「くずきり」の文字は河井氏筆)
このふたつを予定しています。

それと、昨日お聞きした
「ふつうの人のおうちに、靴を脱いで上がること!」(笑)
これは、是非クリアーしなくては!

akiyasu_sukiyasu #TJwWj8Lg | URL
2008/11/16 14:03 | edit

akiyasu_sukiyasuさん、
大山崎と河井さんちと鍵善と… 次回京都に行く時は忙しいですよ!
どちらもライカさんの力を発揮できると思います^^
鍵善良房の字を改めて見てみますと、ウン、やっぱり朴訥として優しい感じがします。
今回の京都はやたらと字に目が行きまして、やっぱり京都は和のお店が多いので暖簾とか看板とか紙袋とか、デジカメ持ってたら文字ばかり集めても面白そうです。
お宅に上がり込んだのは、勢いですね(笑
目の前に素晴らしいものがぶら下がっていたら「近くで見たい!」の欲望が勝ってしまいました。
でも喜んで見せて下さったのだと思います、きっと(笑

内またお手々が愛らしいひつじちゃんは今PCの上におりますよ~
黒の上なのでとっても映えるのです♪

naomi #3un.pJ2M | URL
2008/11/16 23:10 | edit

こんばんわ

うわーここ行ってみたっかたんですよねー!

実は今週末京都に行こうとしたのですけど
宿がとれなかったのでもうちょっと先に行く事にしました。
途中下車でもしてやっぱりこちら行きたいですー!!!

なな #- | URL
2008/11/20 22:54 | edit

ななさん、こんばんは^^
今週から来月にかけては京都の紅葉には一番いい季節ではありませんか!
もう少し先の方がもっといいのではありませんか?
宿取れなくてラッキーだったかもですヨ。
以前紅葉シーズンに神護寺に行きまして、これがまたまた素晴らしい所でした。
三脚の数も素晴らしかったですが(笑
寛次郎記念館はななさんも興奮しまくりのような気がします。
それほど広い家ではないのですが、時間はゆっくり取った方がいいと思いますよ。
私はここはモノクロで撮ろうと決めていましたが、もしななさんお得意の淡いタッチで撮ったら全然違う雰囲気になって面白そうですね。
それから次回の私の京都旅行のために、どこかお薦めの場所を撮ってきて欲しいな~ って言ってみる(笑

naomi #3un.pJ2M | URL
2008/11/20 23:16 | edit

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