Somewhere Anywhere
日々の雑感を写真と共に
上賀茂神社 と ハプニング 
2008/11/17 Mon. 23:24 [edit]

ソメイヨシノが終わった後に京都に来た時、他に桜の名所がないか調べたら
上賀茂神社がよさそうだったので見に来た事があります。
ここの枝垂れ桜はまるで枝垂れ花火のように大きく華やかで
とても立派な桜でした。
もしその時期に京都に行かれることがあったら上賀茂神社はお薦めです。
この古木のように年季の入った木がたくさんありました。

上賀茂神社を訪れるのは三回目。
たまたまなのかいつも人はまばらです。
その落ち着きがよいのですが。

神社を出て左手を行くと小さな川沿いに古い落ち着いた土壁が続き、
上賀茂神社の社家だった建物が並んでいます。
ちょうどこのあたりは工事中だったので写真は撮りませんでした。
先に先に歩いていくとお店のような一軒の家が。
入口の雰囲気が良かったので中に入ってみると、
外と玄関に少しだけ小物が売ってありました。
が!
そこで私の目を釘付けにしたのは玄関の奥の部屋にある年代物の衝立やら
掛け軸やら書やらその他諸々、古くて何だかよく分らない、でも凄そうなもの。
それが部屋中に溢れている様子を見て 「中に入ってみたい!!」
結局私のオトボケ勘違いが幸いしたか、家の方に「どうぞ、どうぞ」と上げて頂きました♪
後で考えると凄いことだった・・・(笑
そこは住居とは別で、将来お店にしようと考えていた部屋だったようで
売り物にする予定の反物がたくさんありました。
京都と言えば西陣織が有名ですが、その技術を受け継ぐ人がどんどん減っています。
職人は高齢化し、後継者はおらず、本当にもうかなり深刻な状況のようです。
京都の着物文化はどうしても守らないといけないという熱い思いを語ってくださいました。
着物を普段から着てもらうために、なるべく良心的な値段で提供することで
地元の作家さん達を応援し、若い後継者を育てたいと。
まだしまってあった反物や帯も出して見せて下さいました。
そんな熱い思いを聞いた後に目の前に広げられると、更にしみじみと美しく見えました。

お店が整った時はまた寄ってみようと思います。
ありがとうございました。
category: 旅
コメント
naomiさん、こんばんわ。
そして復活おめでとうございます。
京都に行かれたのですね~
伝統芸術である西陣織物の深刻さは昨年京都に行った時に聞きました
日本の素晴らしい物つくりの職人さん達には本当になんとか後継者を
残してほしいものですがこんな暗い世相では益々心配ですよね。
着物をもっと着なくっちゃね。
noa #- | URL
2008/11/18 20:48 | edit
noaさん、こんばんわ~
カメラを持つ手が冷たくなる季節がやってきましたねぇ。
今日はもう冬みたいに寒かったですよね。 早く暖かくならないかしら(笑
この時の京都も天気が悪くて手袋が欲しいくらいでした。
noaさんも西陣織のことを聞かれたというのは、やはり問題・話題になってるのでしょうか。
見せて頂いた反物は、派手ではなく草木染めの柔らかい色合いのものばかりでしたよ。
灰汁で染めた珍しい越後の紬もありました。
私が着物を着たのは何年も前の披露宴の時が最後かなぁ・・・
さすがにakiyasuさんは着物をも綺麗に着こなすことができるのですよ。
着物姿のakiyasu姫は、普段より更にお美しいのでございます~
naomi #3un.pJ2M | URL
2008/11/18 23:27 | edit
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# |
2008/11/19 12:52 | edit
鍵コメ様、
わざわざありがとうございます。
少し安心できるご様子、良かったですね。
今週はそちらも冷え込みが厳しそうですが
体を壊さないように気を付けてくださいませね。
きっとまた嬉しいご報告が聞けることと思います。
naomi #3un.pJ2M | URL
2008/11/19 22:56 | edit
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